1949-06-08 第5回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号
國会が終つたら翌る日大藏大臣はすでに関西へ行く車中で、三百億所得税を下げるというようなべら棒なことを記者團に話して、新聞に載つていますけれども、我々議員は國会でそういうことを審議していなかつたのですが、翌る日になるとお化けみたいにぽこッと大藏大臣が大阪への車中で語つたというわけで、これを我々は人に聞かれて、大蔵委員が知らないというので非常に困つているのですが、政府はどうしてそういう拔討ち的なことをおやりになりますか
國会が終つたら翌る日大藏大臣はすでに関西へ行く車中で、三百億所得税を下げるというようなべら棒なことを記者團に話して、新聞に載つていますけれども、我々議員は國会でそういうことを審議していなかつたのですが、翌る日になるとお化けみたいにぽこッと大藏大臣が大阪への車中で語つたというわけで、これを我々は人に聞かれて、大蔵委員が知らないというので非常に困つているのですが、政府はどうしてそういう拔討ち的なことをおやりになりますか
○森下政一君 昨日から私大藏大臣に別に質問を許して頂きたいとお願いしているのでありますが、この機会にほんの一言ですから許して頂きたいと思います。先日大藏大臣に本会議で緊急質問いたしましたときに、二十四年度は財務局から更に税務署に努力目標というのを出すのをおやめになる御決断がないかということをお尋ねいたしました。
それを考えずに、一大藏大臣の便宜主義によつてこの予算の編成権というものが考えられておるといたしますならば、われわれは、この將來の編成が大藏大臣の一つの考え方によつてゆがめられるおそれも多分にあると存ずるものであります。
まず政策委員会はその権限に属する事項は、多藏大臣の許可を受けたりしないで、独自にきめられるのかどうか。つまり大藏大臣は政策委員会がきめたことは取消し、あるいは変更の行政処分ができないのかどうかということをお尋ねします。
○川上嘉君 今のままでありますと、この簡易保険にいたしましても、年金の事業にいたしましても、非常に危いといつたような見解を逓信省でとつているようでありますが、これに対する大 藏大臣の見通しをお伺いいたします。
一大藏大臣が折衝することではなくして、國土保安費であるとか、地方の配付税であるとか、六・三制の費用であるとか、失業対策費のごときものは、議会全体の國民的輿望をもつてアメリカに交渉をすることが私は必要であると考えるのであります。
それができないような大藏大臣ならば、議会主義というものを知らない大藏大臣である。そんな者が大体議員として当選したり、また大臣になつたりしたらふしぎであると思う。今まで私は予算委員をほとんど三年勤めておりますけれども、そういう答弁をした大藏大臣は一人もおりません。その点大藏大臣からもう一度、はつきりした御返答を願いたいと思います。
まことにたよりない大藏大臣と言わなければならぬと思います。言うまでもなく大藏大臣においては、今ここに出ておる予算が無事に通過した場合、そういうことを基本的に考えて、二十三年度全体の総予算、政府資金として年度末に國民から吸收するところの租税その他の資金計画、それから今後発行されるところの食糧証券に伴う農村への資金、年末から年度末に至るまでの第四・四半期の資金計画も大藏省には確固としてあるはずである。
併しながらその反面におきまして、私大藏大臣といたしまして、財政の面におきまして、國民負担の限界、今日このときにおきましての許さるべき限界、まずこの点を思うのでございます。
この法務総裁の御見解をお尋ねすると共に、飽くまでも私はこの予算的処置については一大藏大臣その他のみに委せて置かずに、法務総裁のお立場からも閣議において、この予算処置を早く執られることを主張して頂きたい。これが一つ。
○明禮委員 私どもが調べたところによりますと、昨年の総選挙にあたりまして、参議院議員の門屋盛一氏が五万円、梅村忠一郎氏が三万円、藤井氏が二万円、現藏大臣北村徳太郎氏に献金し、さらに市内各実業会の人たちが約二十万円醵出、また門屋氏は選挙費用に困つている北村氏のために約三十万円を投げ出し返礼とした云々ということがあるようでありますが、御承知はございませんか。
○栗山良夫君 私大藏大臣に伺いたいのですが、もうこの富くじと申しますか、宝くじと申しますか、こういうものの弊害は如実に出て來ておるのでありまして、まあ反対なわけでありますが、今の状態でどうしても止むを得ないということならば、これで生れましたところの金の使途を教育とか、社会事業とか、厚生事業とか、そういうような方面にだけ限定をして、そうしてもう少し使途が社会公衆一般の利益のために使われる、そのためにはせめて
但しこれは一大藏大臣が、國会の審議権をかれこれすることはできませんので、國会に多数を占める議員諸君から建設的な御意見が出て、議会に修正を求められるということになれば、私はこれに從うことをもつて、官僚政治でない証拠であり、またこれが民主主義的な行き方である、かように考えまして、今回修正案を提出した次第であります。
先ほどから大体同じことをたびたび申し上げておるのでありますが、私どもは民主政治はフレキシブルなものであつて、一大藏大臣が一つの考えに固着して、何と言つても動かぬというようなことはすべきものではない、さように考えている次第であります。
○野坂委員 私大藏大臣にはいろいろ御質問がありますけれども、時間がありませんから、一、二の点だけお聽きしたいと思います。その前に主税局長にお聽きしたいのです。昨日かあるいはきよう配付された材料の中に、所得税予算額内訳表というものがあります。
をいたしましたわけでございまして、その間におきまして、若干政府の内部におきましては、いろいろ異論もございましたが、佐伯さんの所属せられております民主党出身の閣僚の方々、経済閣僚として最も有力な地位をお占めになつておりますその方々も参加せられまして、大体一同がこういうことでいかなければならぬのではないかというようなことで、決定いたしました次第でございますので、その間のいきさつ等につきましては、安本長官なり一藏大臣
にも拘わらず大藏大臣は追加予算を出さない、補正予算は出さないで行く、大藏大臣は余程突発的なことがない限り出さないと言われるのですが、そこで私はこの補正予算を出されるのか、出されないのか、或いは根本的にこの予算を実際の正確な物價及び賃金の基礎に立つて再編成される御意志はないか、この点を一つお伺いしたい。最後にもう一点お伺いして置きたいと思うのです。
まだ具体的なものにつきましては、閣議その他を経ておりませんけれども、私大藏大臣在任中、この國会の非常な協力を得まして、國民貯蓄運動、納税運動等も非常な効果をあげまして、この危機を突破するのに大きに役立つたのでございます。やみ撲滅の國民運動もこれを官民一体となつてする。しかもこういうような機関の発足を機会にするということも必要と考えて、いろいろ具体的な案を練つているような次第であります。
第二段の点につきましては、政府の一つの決定した事項として、ここに近く法律案を出すことになつておりますので、できればその法律案には、きわめて具体的なことを織りこむことはもちろんでありまして、これに基いて御審議を願つた方が、一層具体化するじやないか、かように思うのでありますけれども、一大藏大臣の信念はどうかということではなくして、これは政府の一つの方針として閣議で決定いたしまして、政府の案として法律案を
最初、新聞にいろいろ傳わつております暫定予算の問題ですが、暫定予算はこの厖大藏大臣のお話によりますと、成るべく暫定予算は五日分は出さない方針であるというお話でした。それで我々は四月の暫定予算を一應承認したわけですが、五月もこの通り暫定予算は出て來る。又新聞の傳えるところが、これはまあどの程度確かか分かりませんが、六月も暫定予算が出るのではないかというような話です。
但し、三派協定の問題は、一大藏大臣に関する問題でありません。芦田内閣なるものは、三派政策協定の上に成立したものであります。しかも三派政策協定は、現政府が國民に対する公約であります。この点をよく御了解になりましたらば、言を左右にすることは許さないのであります。議会政治は一定の政策を國民に公約するのであります。